November 10, 2009

JR岩見沢駅

久々に感動した。

09年度グッドデザイン大賞 『JR岩見沢駅 複合駅舎』
~ワークヴィジョンズ+岩見沢レンガプロジェクト事務局による街再生プロジェクト~
http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=35669&sheet=eval
Jr


自動車や椅子かと思いきや、15の大賞候補から選ばれたのは、 駅 。

外壁のレンガには1つ1つに世界各国の購入者の名前が刻まれてる。
古レールを活用したガラスファサード等、巧みな設計も評価されたのだろうが、

見掛けだけの”デザイン”でなく、そのデザインが何を ”変えた” が受賞の要因。

岩見沢駅舎再生に市民が関わったことにより、人と人との繋がりが再生し、「まちづくり」へつながっていった。
昼にお弁当を食べに集まる様になった会社員、孫と散歩に来る祖父母、結婚式を挙げるカップルまで、
駅に人が集まるようになった。駅を中心に街の雰囲気が変わった。人が行き交い、笑顔が生まれる場所となった。

「デザインの力で人々の生活を変えていける」

デザイナー西村浩氏の力強い言葉。

生活を変える。
どれ程重いテーマか。

大学時代、山間部過疎地のまちづくりに関わった時、現場で行政・住民の方々と色々な議論をした。
町おこしの特産品、活気付ける為のイベント、高齢者を活かす仕組み、福祉・医療・ボランティアの活動等々。
安全安心の町を目指し、果ては地域から興る活動が日本を元気に出来るように。

けれど、1つの”デザイン”が街を変えるなんて想像もしなかった。

無論、そういった方法が合う合わない地域ってのはあるだろし、
人が定着し地域が活性化するには結局雇用や社会保障の問題が重く圧し掛かるのだけれど、

「まちづくり」の手法が1つ大きな実績となり、それがグッドデザイン賞という場で評価されるなんて、
なんて真っ当で素敵な事だろうか。

デザインそのものだけでなく、西村氏の言う様に大事なのは「プロセス」。
皆を巻き込み、大きな絵姿を目指し、一つずつ積み上げ、評価に値する実績を生む。

そうして人が人を呼ぶ。

この件をキッカケに、そんな遣り方が日本全国のまちづくり活動・地域に生きる人たちに1つのアイディアとして取り入れられ、より多くの地域が自ら立ち上がっていく、そんな風に広がっていけば良いのになと、心から思う。

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November 09, 2009

料理

自分でも意外だが、

最近料理する様になった。

ってもゼロが1になった程度で、当然来客に出せる様なシロモノでは無く、茹でたり焼いたりが関の山だが、
昆布と鰹節で出し取って味噌汁作れる位にはなった。

キッカケは、家庭の為のご飯。

仕事で自分より遅く帰ってくる嫁に味噌汁作っといてやろうとか、風邪で寝込んだ嫁に栄養有るもの作ってやらねばとか。

ちょっと作れる様になると楽しくなるので、簡単に出来るアイディアを本から盗み実践。

今日は病人食用に、野菜の煮込み汁から作ったお粥に細かく刻んだ納豆と大根おろしを乗せてみた。いける。

ただ相変わらず自分が食べる分には何でも構わんので、嫁に作るご飯の食材を買いに行く途中で自分は吉野家寄って昼飯済ませるような適当さ加減。

まぁ三十路だし健康考えて化学添加物てんこ盛りの既製品はなるべく食わん様に、
ちょっとずつ自分で食べても嬉しい様なモンが手早く拵えられるよーになれば良いかなと。

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September 18, 2009

結婚前夜

って別に明日する訳では無いのだが、

結婚します。近々。

この1ヶ月で急に色々纏まって、唐突感はあるが、
別に子供が出来たという訳でも無く、来たるべくして来たという感じ。

ただ、未だ良く解ってない。何で結婚するのか。
実感出来てない。結婚すると何が変わるのか。生活面、社会面、その他諸々。

そら今の相手以外の人と一緒になる事は無いだろし、
一生結婚しないって事は無いだろから、
いずれする、ってんなら後はタイミング?てな感じで決まったというのが正直なところ。

元々結婚願望は強い方でなく、
誰かと常に一緒にいたいとは余り思わず、一人の気楽な時間が大切で、
家族以外の誰かと住んだ事は一度も無い。だからイメージが湧かない。

かと言って、夢見ている生活が無い訳でもない。

陽の差す明るいリビングに、
ワインセラーが有り、ピアノが有り、
酒と音楽を心から楽しめる生活。

隣には料理上手な奥さんが居て酒と料理を共に嗜み、
休日には音楽会に行き、テニスもする。

…てな夢が実現するかと言えば、テニスを除いて叶うんだろな。
だから不満は無いし、寧ろ宜しくお願いします、てな感じなんだが、

それが手を伸ばせば届く処に有ると、自分がその中心に居る事になるんだと、
いう実感が未だ無い。

だから、先ずは経験して、って事になるんだろな。

結婚してみて、生活してみて、時間と経験を積み重ねて、
幸せとは何で、それを広げていくにはどんな努力が必要で、
自分に出来る事、すべき事をきちんと見据えて、

そして徐々に作り上げていくんだろう。夫婦生活とやらを。

まぁ生活面についてはそんな感じで、あやふやな所も多いが、
色々確信しながら踏み込めるのは、今の相手が相手でいてくれるから。
感謝の気持ちを忘れず、大事にしていかねばならない。その辺は別途書く事にしよう。

先ずはこの連休引っ越します。式は未定。

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June 25, 2009

マラソンは辞退したんだった

1コ前の記事読んで思い出した。5月末にマラソン走る積もりだったんだ。

帯状疱疹やって走れる健康状態じゃなかったのと、
貫入爪で足の指先が化膿してしまって歩く事もままならず、

あえなく辞退。

お陰で太った身体はそのまんま。

てか足が治らずこないだ爪の一部を切除して、当分運動禁止。
どないせぃちゅぅねん。

酒は止められる筈もないが、取り敢えずはとにかく毎日腹筋。
このままじゃ夏が迎えられん。

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弱々ピュー

休み無く毎日26時迄とにかくがむしゃらに働かざるを得なかった環境が仕事量の面で或る程度緩和し、
土日が有り時には22時にも帰れる様になった最近。

身体的には負担が減ったのだが、一方で精神的には前よりマイッテしまっている。
ストレスなのか疲労なのか、帯状疱疹もやってしまった。一番忙しかった時期は平気だったのに。

ステージの移行と求められる水準の高度化。
未だ頭がついていってない。

とかく持ちうる時間と体力をフル活用すれば許された甘やかしの導入期間が終わり、
厳格に質が求められている。今のポジションで然るべく期待されるアウトプットが。

今の部署に異動して半年。一定の評価が付いている。

或る方面からは高評価を頂き、
或る方面からは鬼の様なダメ出しを頂き、

自分の仕事が偏っている事を認識する。

求められるのは根本的な質。どの面から見ても見劣りしないパフォーマンス。

それを認識するからこそ、責任感に負ける。
期待されない自分に嫌悪を覚える。

経験と知識を1つずつ積み重ね、少しずつ背伸びしていくしか術は無いと解りながら。
弱い自分を嫌と言う程認識しながら。

歯がゆさを覚えながら。

それでも食らい付いていこうとするモチベーションの源は、
強くなったと、笑って評価出来る様になった何時の日かの将来の自分。

そうなっていたい、
その一心で今の自分を見つめながらまだ前に進もうとする事が出来る。

いい経験をした、あの日々が無ければ今の自分はいなかった、
そんな風に満足出来る少し成長した自分を夢見て、明日も努力していこうと思える。

その限りでは、精神的にも未だ大丈夫だろう。
早く自信に換えられる様に頑張っていくのみだ。

先ずは、体力から。
この半年で8kgも太った身体を何とかせねば。

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April 18, 2009

半年を終えて

今日は水灰色の曇り空。
青空ほどでは無いにしろ、空には拡がりが有る事を思い出す。

生まれて初めて経験する激務な3ヶ月半を終え、
漸く空を仰ぎ見てその深さを認識する余裕が出来た。

この半年で自分は何か変わったのだろうか。
今後目指すべき姿は見えてきたのだろうか。

仕事への思いに変化は生じたのだろうか。

そんなおぼろげな認識を抱え、この半年を振り返ってみる。


去年の10月、1・2カ国を担当する営業チームから、全世界の既存事業投資・新規事業の投融資案件担当へ異動となった。

アジアの数カ国しか知らない自分が、米豪や欧州各国・国内のビジネスに初めて触れ、必死にキャッチアップしている先へ金融危機が顕在化、通常案件に加え決済猶予・追加融資等信用悪化先への対応に追われまくる日々となった。そんな時期に大型の新規投資案件も走り、年明けからは20社に及ぶ事業投資先の09年度経営計画策定対応。

年末年始も土日も無く休みは月2日、2時3時に退社する毎日となり、アイツ死ぬんじゃないかとチームリーダー会議で噂され、倒れたら労災申請していいぞと励ましの言葉を貰い、会う人会う人にヤツレタねと言われながら、それでも何とか倒れる事無くこれまでやってこれた。

一通りの案件に区切りが付き、土日に休め、飲み会にも行ける様になった。

暫しの休息の時。

とかく目前の事に追われ全力疾走するだけだったこの半年、特に直近3ヶ月半。
愚痴や反省を言い出せば切りが無いが、
それでも仕事に対する見方、考え方、思いは確かに変わってきた気がする。

仕事の内容・意義・位置付け、それに対する遣り甲斐・責任感・自負、
それら全てひっくるめて、半年前は答えられなかった2つの自問。

・自分の仕事に惚れていますか?
・自分の仕事に誇りを持っていますか?

今なら少しは言える事が有るかもしれない。
ただそれは別の機会に詳しく書こう。

又、それとは別に頭の中に築いていかねばならない、これから成すべき事。
一通り経験して分かった、自分に足りないもの、学ぶべき事、生み出すべきもの。

ちょっと休んで、また走りださねば。


有り難かったのは彼女の存在。
こんな生活で休みどころか時間すら取れず、果ては誕生日すらもまともに祝ってやれず。
それでも恨み言一つ言わず、体調管理に協力してくれた。

俺がお前の彼女だったら絶対別れてる、とか、そんな生活してると婚期逃すよ、とか、
同期・先輩に色々言われたが。

どれだけ救われたか。大事にせねば。


目の前の課題としては、半年間溜めた腹回りのツケ。
食わなきゃ体力付かんし、深夜残業に甘いもんは必須だし、結果、
太った。ハッキリと。顔の肉は落ちたが、腹の肉は増えた。半年前とエライ違い。

こればっかりは時間が掛かりそうだ。
が、早速エントリーした来月末のマラソン大会(10キロ)。ディズニーの夜景を見ながら葛西の夜を皆で爆走。
それまでには何とか落とそう。自己ベストは望めなくとも、少なくとも1時間は切らねば。


今のポジションは2年限定。
もう4分の1が終わってしまった。やるべき事はまだまだ有る。

一方、20代も残りあと僅か。

成すべき事をしっかりやっていこう。
決して後悔はしない。折角の人生を目一杯楽しめる様に。

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December 19, 2008

2ヶ月

新しい仕事に就いて2ヶ月。
文字通り全速力で駆け抜けた。

折も折、時は世界同時の大不況。
特に自動車業界は”全滅”と揶揄される程の崩壊ぶり。

世界中で子会社・関連会社が大打撃を受けていて、
自動車関連投融資担当として連日救済案件の検討に追われている。

右も左も分からないところから、立ち位置くらいは見える様になってきたが、
求められる水準は遥か遠い。自分にヘコみ、受け止める日々。時間と体力だけが使える資源。

土日も無く、早くても終電な毎日にとうとう身体もやられ、
代わりがいないから休む訳にもいかず、一度治った風邪もぶり返し、
今週は月曜からずっと熱が出続ける中毎日タク帰り。
3時間睡眠じゃ治るはずもなく、日中フラつく事もしばしば。

折角の忘年会も会社出られず4連続スルー。
同期が海外から帰って来てるってのにお帰りなさい会参加出来ない体たらく。
クリスマスとか年末なんて雰囲気感じる余裕は欠片も無く、
ともかく目の前の事に追われる毎日。

・・・

こんなに擦り減ってまで何故働くんだろか。

使命感、正義感、義務感、、、どれもちょっと違う。
責任感、これはちょっと近いか。

キャリアとか経験とか、そういった長期的な目線も確かにあるんだろうが、
今の自分はそんなモン意識する余力なんて無く、

多分、ちょっとだけ、少しだけでいいから、

信頼が欲しいんだと思う。

異動したばっかで仕方無いよね、とか
そのうち慣れるよ、とか

そんな言葉を掛けられる自分が不甲斐無い。
このポジションの人間はもっとやれなきゃいけないのに、もっと動かさなきゃいけないのに、

折角与えて貰ったチャンスなのに。

期間は2年。
多分あっという間に過ぎるだろう。

こんな濃い日常を過ごせる事なんてそうそう無い。
限られた時間で出来る限りを自分のものにしたい。

自分の仕事を作っていきたい。

ただ身体も有限。
頭が働かなきゃナンの役にも立たん。

これからが本番。
今だけは、少し限りの休息を。

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October 24, 2008

子育て

~「家族崩壊」 考え直しませんか?ニッポンの働き方~

経済雑誌の特集が珍しく無い程、今日本は狂ってる。らしい。

格差、ワーキングプア、家族崩壊、少子化、、、
色々取り上げられてるが、特に『子育て』に関する記事は興味深い。

・「私の家系は皆旧帝大卒。息子の成績が伸びないのは、妻側の遺伝だ。妻の美貌は私の自慢だったが、息子の学力の低さは妻のせいと思うと、彼女の顔を見るたびにいらだちを覚えるようになった。」との男性会計士。

・「子供にはきちんとした教育を受けさせ、高い学力をつけなければ、今の世の中生き残っていけない。胸を張って通う事のできる学校に入れることが親の役目。」と繰り返す妻。

・「仕事を諦め、全てを投げ打って子育てをする訳だから、絶対に失敗したくない。子供は勝ち組にしたい。」と考える専業主婦。

・妻が子供の教育に必死なのを見て「俺のことは放っておくくせに」と浮気に走る夫。それに気付きつつも子供を合格させるまでは我慢しようと耐えた妻。

・「中学から私立に通わせることはない」という地方公立トップ校出身 大手企業勤務の夫と、「東京は違う。公立なんかには怖くて通わせられない。」と反対する首都圏育ちの妻。社内結婚。

・・・

「離婚コンサルタント」による事例。決して珍しくないんだろう。

他にもキリないが、世の中こんなモン??

異常な偏向志向。
夫婦の意見の相違。どこまでも相容れない思考。不仲。険悪。
そして離婚。

・・・??

教育に対する考え方が合わない事が、離婚の原因になるのか?
んで離婚される子供は、片方の親から放り出されるのか?

誰の為の教育だ?
何が子供の為だ?

みんな馬鹿じゃねーのか。自分の事ばっかりで。

”勉強”をナンだと思ってんだろ。

学術なんて所詮世の中楽しむアイテムの1つに過ぎない。
新しきを学べば、解るモノが増える。手の届く範囲が広がって、パフォーマンスの幅が拡がる。
それこそが、勉強の醍醐味。深化すれば、金の種にもなる。

けど、勉強以外の楽しみなんて無限にある。
スポーツだって、音楽だって、酒だって、芸術だって、
それら無しに人生楽しめる訳なんてない。
しかも深化させなきゃ飯の種にならないのは勉強も一緒。

それなのに何故勉強ばっかにスポットが当たる?
そんな人生強いられる子供が幸せになれると本気で思ってんのか?

幸運にも、俺は勉強しろと親に言われなかった。
私立に入れとも言われなかった。小中高大院、一度も私立には通ってない。
「自分の人生。好きに生きろ。板前なんか悪くないぞ?」て言われてた。

何より、小さい頃から家には音楽があった。聴いて弾いてるうちに分かる様になった。
ピアノやらせて貰った事には未だに感謝してる。勉強してたか知らんが音大出の母親を誇らしく思う。

今楽しんでるモノは、多くが小さい頃に親がお膳立てしてくれた事がキッカケだ。
ピアノ習って、野球部入って、水泳通って、テニス始めて、、、

感謝してる。
学校出させて貰った事も含め諸々全部。

そんなモンじゃないのか?
何がオモロイのか教えてやるのが親の務めじゃないのか?

日々広がり深まりつつある世界。
色々楽しまなきゃ勿体無い。

色んな世界で、色んな人と会って、
色んな付き合いをして、一緒に経験する。

親に出来る事は、入り口を教えてやる事。環境を整えてやる事。
親がすべき事は、可能性を限定させない事。

何が大切か、という事さえ分かって貰えれば、
どの分野で楽しむ子になったって構わんじゃないかと、
まだ親にはなってないが、今の自分は思う。

健康に育てる責任はあるのかもしれないが、
子の生涯を責任もって負い切れるもんじゃない。自己満足の対象で有る筈も無い。
余計な干渉は大きなお世話。それは自分にとっても同じ事。

自分がどんな環境に置かれようが、
そんな子育てが出来る親父になりたいと思う。

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October 19, 2008

希望の唄

『もしもこの世に貴女が存在していなかったら
100有る笑顔のうち 少なくとも40は無くなる
もしも地球の裏側 貴女がいると分かったら
無くなった40の笑顔 取り戻すために海を渡ろう
貴女の涙が雨になる 貴女の言葉が風になる
諦めかけて乾いた心に 希望という花が咲いた』

そんな存在が傍にいて

そんな人にそう思われたいと 心から思う

どんな感情も 状況も 理屈も敵わない

春の陽だまりのような
緑の呼吸のような

何ものにも替えられない
心そのままの 無比の笑顔

貴女がいる

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October 11, 2008

演奏会

久しぶりに素晴しい演奏聴けた。

某音大某先生門下の卒業生16組による演奏会。
妹が出るし他にもレベル高い人が弾くって事で聴きに行ったんだが。

本当に凄い演奏が聴けた。

”その人”迄は、
まぁ音大卒いうてもこんなモンかな、とか
あーこんくらい弾けたらいいだろーなー、とか
どことなく「感心」の域を出なかったんだが、

『二戸 麻衣子』http://maiko-nito.com/profile.html
この人は凄かった。別格。「感嘆」。鳥肌だった。

もうとにかく音が綺麗。物凄くハッキリ強く澄んでる1音1音。
それが連なっても一つとして乱れない。綺麗過ぎる音の連続、和音。

自信に満ち溢れる演奏。

ただ感情に任せて弾くだけならただの自己満だが、この人の演奏はとてもしっかり組み立てられている。
あぁ賢くないとピアノ弾けないってこういう事なんだなと思い知らされる。
速さ、リズム、強弱、間の取り方、勢い、そして盛り上がり。1つの曲をとても自由な表現でだがしっかりと組み上げる、そんな印象を持たされた。

あんな平均律初めて聞いたし、
スクリャービンのエチュードはいつも聞いてるCDが霞むくらい。
本当に素晴しかった。

主席卒業とは聞いてたが、
後で聞けば10年に1人と”あの”先生に言わしめてるとか。

どれだけ弾き込めば、どれだけ努力を重ねれば、そんな域に達せられるんだろう。

刺激になる。

もう1人。
『森 浩司』
この人も凄かった。

生のカプースチンなんてそうそう聴けるもんじゃない。しかもナンだあの迫力は。
圧倒される音の雪崩。超絶な速さなのに強靭な音が1つ1つ追える。指は早すぎて見えないのに。
感激だった。聴きに行って良かった。

この人も主席。
うーん、どの世界もトップてのは激しく凄い。


残念だったのは、客席ガラガラな事。
折角700席を超える大会場なのに、パラパラ椅子が埋まる程度。

世間にはいくらでもしょぼいコンサートが有料で催されてんのに、
なんで無料のレベル高い演奏会が認知されてないんだろう。

もっと宣伝すればいいのに。
商業にまではしなくとも、ファンを作れる程の集まりな筈なのに。
勿体無い。


肝心の妹は、まぁそんな2人の後ではあったが中々どうしてしっかり弾けてた。
ラフマニノフの組曲って初めて聴いた。タランテラはもう一度聴きたい。
赤ん坊抱えてよく練習したなぁ。お疲れ様でした。


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