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October 15, 2004

理想の組織と仲間・同僚

24を見終わった。
なんてまあラストのラストまでやきもきさせるドラマだこと。

使命感については以前書いた通り。
親子愛についてもジンとくる。

切に想ったのは、『仲間・同僚』、に関して。

正義は、各々あっていいと思う。
愛国心だけが正当化されていいハズない。誰もそれが”一番”正しいなんて証明できない。
国家の繁栄と属する個人の幸福の関連は複雑な議論が多いからそっちに譲るとして。
中には自身の保身が最重要で権力構造が支配的なシステム中で動く限りにおいては一般に言うところのコウモリも無理はない。

誰もそれを否定できやしない。証明なんてもってのほかだ。

だからこそ、
「共に」働く『仲間・同僚』は志を同じくする者達がいい。
理不尽、と、自分が認識してしまう道理を礎とする人とは、働けても足を引っ張り合うだけだ。

属する組織をこれから選ぼうとしている人へ。
組織活動内容、将来性、云々も重要だが、そこにいる人達が”どんな人”なのかをしっかり認識してほしい。

どんな事に怒りを覚えるヒトなのか。
どんな将来を望ましいとするヒトなのか。
そのヒトにとっての正義、優先事項とはナンなのか。

見えやすい技術、数字、では計りようのない、「人間らしさ」の部分が最も大事だと、俺は思う。


ただ、それだけでは絶対に出てくる、リスクの問題がある。

同種の集まりからは見えない側面に対する脆弱性だ。
異なる価値観が多いほどより多面性のあるモノの見方が可能になる。
イエスマンが嫌いな人がよく言うのは、自分と違う意見だからこそ参考になる、という文句。

これももちろん組織活動を支える重要な要素。
多様性を保持して初めて総体としての活動が維持されるのは、生物の進化を見る限り明らかだ。


そこで、
この相対する、一見矛盾する上述の2つの側面を統括し得るのが、
『リーダー』だ。

より多くの視点を内に持ち、個人ではなく組織の生存を第一に考え、
その為に新たな境界を創り出し選択肢を生み出して、
異質要素によるコラボレーションを実現していく。

それこそが、『リーダーシップ』であると思う。
部分と全体の合目的性の構造を把握し追及できるヒトでなければ、異種混合など達成できやしない。
全ての部分に対して納得を配することができる存在。
それこそが、マネジャーだ。


組織に属し働ける、活動できるというのは素晴らしいことだと思う。
一人ではできないことを、知恵や資源を結集し実現できる。
共に動くことの連帯感を、人間は幸せだと感じることができる。

でも、それは最低限の条件が揃っていればの話。

志を共に出来る仲間。
その中でも意見を戦わせることのできる多様な人材。
それらを許容し統括できるリーダー。

この条件を兼ね備えた組織に属することこそが、
幸せな、生活を営んでいける条件であると、私は思う。

  

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Comments

ビジネスを始めるにあたって
アメリカ人はロジックで動き
日本人は信頼性で動く

そんなことを知り合いが言ってました。

俺も、どちらかといえば
ロジックではなくヒトで選びたいと考えるタイプ
かもしれません。

やっぱ典型的な日本人なのかも。

ロジックで成り立った集団よりも
信頼性で成り立った集団の方が
粘り強い気がして好きです。

・・・そんな風に考えること自体「日本人的」なのかな?

Posted by: よーへー | October 15, 2004 01:25 PM

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