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October 11, 2004

理屈と気持ちの境目

変化が無く安定した世界なんてありえない。
つまりは、不動の世界に落ち着き安穏と安定に浸る生活なんて幻想たる欲望の産物にすぎない。

それが言える最低限の理由としては、
人間を除いて考えた世界が、つまり人間が生活を営む基盤となる地球そのものすらが、安定とはかけ離れた営みを行っているからだ。
地殻変動が、気象現象が、そして”そこから誕生した生命現象”が、明確にそれを示唆している。
いつまでも”同じ”生活が許されないのは、地球上で生命活動を営む以上太古の昔から分かってきたはずだ。

さらにそこに、人の意思が絡む。

宗教観、恋愛観を持つに至った生物が、各々の”意思”をもって変化する世界に対応してきた。

各種現象を解明・説明することは出来ても、いやむしろ科学的論理的にそれが出来るようになったのはごく最近であることに問題があるのだが、それぞれの意思がそれぞれの解釈をもって正義という概念の下に行動を「選択」してきた。

世界中の全ての意志の交錯する只中で、”意思”も変化してゆく。
それぞれが活動を展開するステージの上で。

ただ、我々は、完璧な伝達手段ではないとしても、「言語」を持ちうる。
それが故に、「言語」を使って利用して思考を行い、「言語」で”意思”を伝え活動している。

問題は、その両方にある。
ステージは各々無限にあること、そして「言語」でしか意思活動を行えないこと。


それを分かってもらえないとき、どうすべきだろうか。。。


俺達の年頃までは、幸運にも親の懸命なる保護の下、ある程度は安定した環境にいることができた。
その安定とは、限定条件付き、だ。
教育という作られたシステムの中で、与えられるモノを享受しながら、子供、という立場限定の安定だ。

いつまでもその中にいられるとはもはや思っていない。いられるハズもない。
変わらなければいけない。時間スケールで計ると遅すぎるくらいだ。

変化する環境に対応しながら常に自身をも変化させながら暮らしてゆく。
それが、安定、だ。

いつまでも、昔のままではない。特に、今は。
人生の中でも特に大きな変化の時を迎えている、今は。

上も見るし、見出した自身の軸に沿うように物事も判断する。
それにとって必要なものも変わっていく。

そう考えると、幻想に過ぎない見かけ上の安定を望む人が多すぎる現実は、解釈に苦しむ。
”変化”に苦しむから愛する子供に”安定”を与えたい大人ごころか?

教育という出来上がったシステムによるメリットを自覚しきれない以上否定が出来はしないが、
昔と違って変化のスピードが加速した以上、過去を保つことなどできないのは明白だ。

俺も、変化、する。

ただ、根っこは変わらない。

それなのに、
それを前提とした話が相手に通じない場合、つまりはそのステージ上の言語が通用しない場合、
可能な限り因果関係を過去に遡り説得を行うための説明を苦に感じてしまう場合、
相手もそれを受け入れようと理解することを本能的とも言える態度で否定する場合、
諦める、という選択肢を選ぶべきなのだろうか。

問題は、ステージが違うところにある。

それはつまり安定を望んでいるからに他ならないのだが、
つまり、過去の、変化を迎える前の、嗜好を引きずりながら、
次のステージに進もうとしている、俺自身が皮肉でならない。

  

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Comments

ふむふむ。
おれのめちゃ苦手な「センター国語」を解いてる気分・・・。

Posted by: かなざわ | October 11, 2004 10:48 AM

おおっつ。
そう言われて読んでみると確かにそんな感じ。。。
なんて的確なツッコミ。さんくす!そして駄文ですまぬ!
でも懲りずに書きます^^

Posted by: かっき | October 11, 2004 10:15 PM

タイムリーに変化することについて考えていました。
地元の友達は私に「変われ」といったのに、
自分自身が「変わる」事ができないようです。
でも、変わることの難しさと怖さを親は望んでいないのかもしれないなぁ・・・・・あぁ!
 
ちなみに私も来年から社会人です。
これからすごい変化が待っています☆☆☆

Posted by: ようこ | October 12, 2004 12:55 AM

コメントありがとです。
望まない変化は逆に不幸かと。
ただ俺は変化しないことは将来的なより大きな不幸へ繋がるかと思ってます。
絶対的なのは、将来の夢・幸せ。
そのために”変わる”ことは決して不幸ではないし逆にやりがいでもありえる。
なんとなくだけどそう感じてます☆

Posted by: かっき | October 12, 2004 03:26 AM

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