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June 12, 2005

”幸運”な人生

とある本にこんなことが書いてあった.

『あなたたちは,世界のなかで恵まれた位置にいる.熱心な先生や愛情あふれる両親のおかげで”幸運”を与えられたことを,十分認識してほしい.そして何よりも,幸運の女神がこれほど豊かに微笑んでくれたのだから,自分にはそれなりの責任があることを肝に銘じてほしい.』

これはハーバードでMBAを取得し,ビジネスリーダーとして世界を牽引する人達へ向けられた言葉.

なるほど,と改めて思う.
思い返せば,今の自分があるのはまぎれもない”幸運”のおかげだ.

今の自分があることに感謝したい人は枚挙に暇が無い.

自分が学ぶことを教えてくれた小学校の先生.
魅力ある生き方を教えてくれた中学校の友人.
自己の確立を意識させてくれた高校の友人.
知識の基礎を形作ってくれた高校の先生.

”社会”という価値観を見せ付けてくれた大学の教授.

そして何よりも,今までの人生全てにおいて,守り,応援してくれた,両親.

これらの人たちと歩んでこれたことが”幸運”でなくてナンなのだろう.
実力で選んできたものなど何も無い.
そう見えたところで結局は,あらゆる要素がかみ合う中で世界が用意してくれた,『出会い』なんだ.

今までの俺は,”社会に資する”意味合いが良く分からなかった.
現場に入って地域に生きる人たちと長いこと一緒に活動したところで,それはナニか絶対的に善な”社会的価値”のためや,巡り巡って社会に生きる”自己”の確立のためだと思っていた.

だが,この世界に生きる以上,もっと高みを目指せることを,上の言葉から学んだ.

世界に生きる人たちが,幸せだと思って生きることができる世界にできるように,自分が与えてもらってきた”幸せ”な環境を人為的な力で整えより多くの人に提供し味わってもらえるように,
俺には社会に何かを生み出す”責任”がある.

おこがましいかもしれないが,それは生き方の一つであっていいと思う.

努力して掴んだように見えるモノなんて,自分の力は1割で,残りの9割は世界の環境が用意してくれた”偶然”だ.
その偶然を必然に変えることが,そのような環境を整備し人が生きる生活を支えていくことが,究極的な目的になったっていいはずだ.

社会基盤.

やっぱり俺の目標はそこにある.

せっかくビジネス界で先陣を切って社会を動かせる可能性がある位置にいるんだ.
今まで自分が学んできた全てを出し切って,その目標を果たせるように努力していこう.

それが,生きる価値観の礎になるはずだ.

まぁご大層な志も大事だけど,
それを掲げる前に,一番大切なコトだけは忘れずに追い求めていこうかい.

一番大事な人を,幸せにできるように.
  

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