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October 11, 2008

演奏会

久しぶりに素晴しい演奏聴けた。

某音大某先生門下の卒業生16組による演奏会。
妹が出るし他にもレベル高い人が弾くって事で聴きに行ったんだが。

本当に凄い演奏が聴けた。

”その人”迄は、
まぁ音大卒いうてもこんなモンかな、とか
あーこんくらい弾けたらいいだろーなー、とか
どことなく「感心」の域を出なかったんだが、

『二戸 麻衣子』http://maiko-nito.com/profile.html
この人は凄かった。別格。「感嘆」。鳥肌だった。

もうとにかく音が綺麗。物凄くハッキリ強く澄んでる1音1音。
それが連なっても一つとして乱れない。綺麗過ぎる音の連続、和音。

自信に満ち溢れる演奏。

ただ感情に任せて弾くだけならただの自己満だが、この人の演奏はとてもしっかり組み立てられている。
あぁ賢くないとピアノ弾けないってこういう事なんだなと思い知らされる。
速さ、リズム、強弱、間の取り方、勢い、そして盛り上がり。1つの曲をとても自由な表現でだがしっかりと組み上げる、そんな印象を持たされた。

あんな平均律初めて聞いたし、
スクリャービンのエチュードはいつも聞いてるCDが霞むくらい。
本当に素晴しかった。

主席卒業とは聞いてたが、
後で聞けば10年に1人と”あの”先生に言わしめてるとか。

どれだけ弾き込めば、どれだけ努力を重ねれば、そんな域に達せられるんだろう。

刺激になる。

もう1人。
『森 浩司』
この人も凄かった。

生のカプースチンなんてそうそう聴けるもんじゃない。しかもナンだあの迫力は。
圧倒される音の雪崩。超絶な速さなのに強靭な音が1つ1つ追える。指は早すぎて見えないのに。
感激だった。聴きに行って良かった。

この人も主席。
うーん、どの世界もトップてのは激しく凄い。


残念だったのは、客席ガラガラな事。
折角700席を超える大会場なのに、パラパラ椅子が埋まる程度。

世間にはいくらでもしょぼいコンサートが有料で催されてんのに、
なんで無料のレベル高い演奏会が認知されてないんだろう。

もっと宣伝すればいいのに。
商業にまではしなくとも、ファンを作れる程の集まりな筈なのに。
勿体無い。


肝心の妹は、まぁそんな2人の後ではあったが中々どうしてしっかり弾けてた。
ラフマニノフの組曲って初めて聴いた。タランテラはもう一度聴きたい。
赤ん坊抱えてよく練習したなぁ。お疲れ様でした。


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